Japanese
English
臨床報告
肝腫瘍,肝膿瘍との鑑別を要したガーゼオーマの1例
A case of intra-abdominal retained surgical sponges needed differentiated diagnosis for liver tumor and abscess
河合 雅彦
1
,
田中 千凱
1
,
種村 廣巳
1
1岐阜市民病院外科
キーワード:
遺残ガーゼ
,
肝膿瘍
,
ガーゼオーマ
Keyword:
遺残ガーゼ
,
肝膿瘍
,
ガーゼオーマ
pp.1351-1354
発行日 1993年10月20日
Published Date 1993/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901277
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はじめに
ガーゼオーマ(腹腔内遺残ガーゼ)はその性格上報告されることは少ないものの,われわれ外科医にとって日常診療上遭遇する機会もままあり,その診断と発生の予防を常に念頭に置くべき疾患である.今回われわれは,肝腫瘍,肝膿瘍との鑑別診断を要したガーゼオーマの1例を経験したので報告する.
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