病院めぐり
鳥取市立病院外科/公立みつぎ総合病院外科
湯村 正仁
1
1鳥取市立病院外科
pp.1302-1303
発行日 1993年10月20日
Published Date 1993/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901267
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鳥取市立病院は昭和5年,私立伊藤病院の寄贈を受け,翌年,市立鳥取病院として発足したのがその始まりです.その後,市民の強い要望により昭和21年,現在地に内科,外科,産婦人科の3科で鳥取診療所として整備され再発足し,翌年,市立鳥取市民病院と改称.その後,小児科,整形外科,泌尿器科を増設,伝染病棟も併設され,昭和38年,現在の建物が新築され,名称も鳥取市立病院となりました.その後,順次診療科も増し,増築を重ね,現在13科の診療科,一般病床270床,伝染病棟30床,職員数246(医師32名)と発展してきました.
当院は,鳥取駅から3分の至近距離にあり,バスセンターも近く,交通の便は非常によい環境にあります.しかし,鳥取市内には鳥取県立中央病院,日赤病院,生協病院,さらに国立病院もあり,鳥取県東部医療圏30万の人口に対して病院環境としては非常に厳しいものがあります.他の病院が鳥取大学の関連病院であるのに対し,当院は県内唯一の岡山大学の関連病院として鳥取の地に新風を吹き込んでいます.
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