Japanese
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特集 食道癌治療への集学的アプローチ
早期食道癌の内視鏡治療—食道粘膜癌に対する内視鏡的食道粘膜切除術について
Endoscopic treatment for early esophageal cancer-Endoscopic mucosal resection for esophageal mucosal Cancer
幕内 博康
1,2
,
町村 貴郎
1
,
水谷 郷一
1
,
島田 英雄
1
,
菅野 公司
1
,
千野 修
1
,
西 隆之
1
,
田島 知郎
1
,
三富 利夫
1
,
大森 泰
2
,
重田 昌廣
2
,
日比 紀文
2
1東海大学医学部外科
2慶應がんセンター
キーワード:
早期食道癌
,
内視鏡的粘膜切除術
,
食道の内視鏡的粘膜切除術
Keyword:
早期食道癌
,
内視鏡的粘膜切除術
,
食道の内視鏡的粘膜切除術
pp.1125-1132
発行日 1993年9月20日
Published Date 1993/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407901239
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早期食道癌の発見例の増加と共に,その内視鏡的治療が問題となってきた.
内視鏡的粘膜切除術の適応は,①深達度がep〜mm2.粘膜筋板に近接しないもの,②腫瘍径はmmで2cm位まで,epでは4〜5cm位まで,③全周性でないもの,④病巣数が4〜5個位まで,である.内視鏡的粘膜切除術の術式は,ダブルチャンネル法,病巣周囲切開法,食道粘膜切除用チューブ法,内視鏡装着キャップ法がある.EEMR-tubeを用いる方法は簡単で大きい粘膜片が切除でき,標本に傷がつかず,追加切除が容易である.
われわれの101症例115病巣の内視鏡的粘膜切除術の成績を示した.
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