Japanese
English
臨床報告
子宮頸癌放射線照射後に発生した脂肪肉腫の1例
Liposarcoma following irradiation for uterine cervix cancer: A case report
笹橋 望
1
,
野並 芳樹
1
,
大西 一久
1
,
田中 洋輔
1
,
小越 章平
1
,
田宮 達男
1
Nozomu SASAHASHI
1
1高知医科大学第2外科
pp.821-824
発行日 1992年6月20日
Published Date 1992/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900839
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はじめに
子宮頸癌は放射線治療により治癒が得られることの多い疾患の1つである.しかし,放射線照射後の長期生存例のなかには,何年かの潜伏期を経て悪性腫瘍が発生するいわゆる放射線誘発癌の症例もみられる.今回われわれは,子宮頸癌放射線照射後に発生した脂肪肉腫の1例を経験したので報告する.
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