外科系当直医のためのDos & Don'ts・15
皮膚の外傷と感染(その1)
安藤 正英
1
1佐久総合病院形成外科
pp.381-385
発行日 1992年3月20日
Published Date 1992/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900759
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どの疾患も重症に至ることがほとんどないため,臨床上はあまり重要視されていない.しかし,当直で適切な処置を行えば,翌日には症状が軽減するため,手技を十分に習熟すべきである.代表的なものに擦過創,刺創,咬創,虫刺症などがある.受傷するといずれも局所に強い発赤や疼痛を伴うが,障害が全身に及ぶことはきわめて稀である.
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