特集 外科患者・薬物療法マニュアル
Ⅳ.併存疾患をもつ外科患者の薬物療法
9.外科的感染症
外傷・熱傷後感染症
相川 直樹
1
,
石引 久弥
1
,
阿部 令彦
1
1慶応義塾大学医学部外科
pp.876-877
発行日 1986年6月10日
Published Date 1986/6/10
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209423
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□感染症の種類と原因菌
1)損傷臓器に発生する感染症としては,外傷創・熱傷創の感染症などの表在性感染症,骨髄炎や内臓破裂に伴う腹膜炎などの深部感染症がある.
2)外傷・熱傷の治療中に非損傷臓器に発生する感染症として,呼吸器感染症,尿路感染症,静脈炎などもしばしば見られる.
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