Japanese
English
誌上シンポジウム 創傷処置に関する最近の進歩
外傷性皮膚欠損の治療
Treatment of Traumatic Skin Defects
土田 芳彦
1
Yoshihiko Tsuchida
1
1札幌東徳洲会病院外傷部
1Division of Trauma, Sapporo Higashi-Tokushukai Hospital
キーワード:
外傷性皮膚欠損
,
traumatic skin defects
,
再建のはしご
,
reconstructive ladder
,
皮弁形成術
,
flap surgery
Keyword:
外傷性皮膚欠損
,
traumatic skin defects
,
再建のはしご
,
reconstructive ladder
,
皮弁形成術
,
flap surgery
pp.783-789
発行日 2009年8月25日
Published Date 2009/8/25
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1408101564
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
外傷性皮膚欠損は,損傷部の大きさや状態を鑑みて,reconstructive ladder(再建のはしご)に則り再建の方法を考えるが,それは単純創閉鎖あるいは保存治療から,植皮術,局所皮弁,区域皮弁,遠隔皮弁,遊離皮弁の順に考慮する.それぞれの方法には利点,欠点があるため,理想的な治療法選択のためには,多くの術式に精通している必要がある.さらに外傷性皮膚欠損は,時に骨折や腱損傷,血管・神経損傷を伴うことがあり,総合的管理が理想的な再建のためには必要である.
Copyright © 2009, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.