Japanese
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特集 胆石症の非手術的治療—現況と問題点
胆石症治療における外科の役割
Surgical management of cholelithiasis
鈴木 範美
1
Noriyoshi SUZUKI
1
1東北大学医療技術短期大学部
pp.1191-1193
発行日 1991年10月20日
Published Date 1991/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900520
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今日わが国では大学ならびに各医療施設の外科部門,または内科部門でも胆嚢結石症の治療として積極的に腹腔鏡下胆嚢摘出術(Laparoscopiccholecystectomy:“ラパコレ”)を実施している.今や“ラパコレ”という一見聞き馴れない言葉が理解できないと時代遅れの感さえある.実に恐ろしいほどのスピードで普及したものである.
従来胆石症,とくに胆嚢結石症の治療は「胆嚢を含めて胆石を摘出するのが妥当である」とした歴史的に有名なドイツ外科学会の論争以来,約1世紀にわたり開腹術による胆嚢摘出術が優先されてきた.
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