Japanese
English
臨床研究
閉塞性動脈硬化症における下肢多区域動脈病変と血行再建術
Multiple arterial lesions of the lower extremity of arteriosclerosis obliterans and vascular reconstruction
野村 進二
1
,
清水 将之
1
,
公平 一彦
1
,
鈴木 宗平
1
,
鯉江 久昭
1
,
田中 正彦
2
Shinji NOMURA
1
1弘前大学医学部第1外科
2西北中央病院外科
pp.615-618
発行日 1991年5月20日
Published Date 1991/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900439
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はじめに
近年の高齢化社会を背景にして,閉塞性動脈硬化症は増加しており,当科でも閉塞性動脈硬化症患者に対する下肢血行再建術症例が年々多くなっている,それにつれて,下肢の多区域動脈病変に対する術式の選択に苦慮する症例も増えてきた.
閉塞性動脈硬化症の下肢動脈病変の広がりを知ることは,術式を選択するうえで重要であり,グラフトの開存率にも影響すると考えられる.
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