Japanese
English
臨床報告
脾血管外皮腫の1例
A case of hemangiopericytoma of the spleen
桃井 寛仁
1
,
細谷 亮
1
,
小縣 正明
1
,
青山 博
1
,
林 雅造
1
,
石川 稔晃
1
,
内田 博也
2
,
岡部 純弘
3
,
藤堂 彰男
3
Hirohito MOMOI
1
1神戸市立中央市民病院第2外科
2神戸市立中央市民病院臨床病理科
3神戸市立中央市民病院消化器内科
pp.359-363
発行日 1991年3月20日
Published Date 1991/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900400
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はじめに
脾臓は腫瘍性病変の発生し難い臓器であるとされてきたが,最近の画像診断の普及により脾腫瘍性病変が多く発見されるようになり,治療対象となった報告が増えてきた.われわれは,その中でも非常に稀な,画像診断上,多発結節を呈した脾臓原発の血管外皮腫(hemangiopericytoma)の1例を経験したので,ここに報告する.
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