スポット
乳房再建術はQuality of Lifeを高めたか
金丸 仁
1
Hitoshi KANAMARU
1
1藤枝市立志太総合病院外科
pp.489-490
発行日 1990年4月20日
Published Date 1990/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900079
- 有料閲覧
- 文献概要
癌治療全般において,単に病気を治すことのみに主眼が置かれる時代は終わり,最近はquality of life(QOL)を考慮すべきであるという議論が盛んに行われるようになった.
乳癌治療においても,手術術式が次第に縮小化の傾向にあるのはこの表われである.一方,手術の縮小化とは意味が異なるが,乳房切除後の乳房再建術(以下再建術)もQOLと密接に関連する治療の一つである.
Copyright © 1990, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.