増刊号 2024年最新版 外科局所解剖全図—ランドマークの出し方と損傷回避法
Ⅱ.下部消化管
結腸右半切除に必要な局所解剖—胃結腸静脈幹のバリエーションを中心に
坂井 義博
1
,
賀川 弘康
1
,
塩見 明生
1
,
山岡 雄祐
1
,
眞部 祥一
1
,
笠井 俊輔
1
,
田中 佑典
1
Yoshihiro SAKAI
1
1静岡県立静岡がんセンター大腸外科
pp.87-94
発行日 2024年10月22日
Published Date 2024/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214692
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POINT
●結腸右半切除のD3郭清では,処理が必要な動静脈の解剖およびその相互関係を認識することにより副損傷を回避することができる.
●胃結腸静脈幹は様々な血管分岐を呈し,そのバリエーションによらず安全な郭清を行うためには結腸間膜の授動後に血管処理を行うことが重要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2029年10月末まで)。
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