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特集 合併症を起こさない食道癌手術!—ハイボリュームセンターの技を学ぼう
各施設における合併症を起こさない技と工夫
大阪大学医学部附属病院の技と工夫
Standard procedure of upper mediastinal lymph node dissection and anastomosis for esophageal cancer at Osaka University Hospital
山下 公太郎
1
,
百瀬 洸太
1
,
西塔 拓郎
1
,
田中 晃司
1
,
牧野 知紀
1
,
山本 和義
1
,
高橋 剛
1
,
黒川 幸典
1
,
土岐 祐一郎
1
Kotaro YAMASHITA
1
1大阪大学大学院医学系研究科消化器外科学
キーワード:
食道癌
,
上縦郭郭清
,
食道胃管吻合
,
collard変法
Keyword:
食道癌
,
上縦郭郭清
,
食道胃管吻合
,
collard変法
pp.892-896
発行日 2024年8月20日
Published Date 2024/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214612
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【ポイント】
◆当院における胸腔鏡下上縦隔郭清,食道胃管吻合(Collard変法)の手技について概説した.
◆上縦隔郭清では右迷走神経断端の牽引や食道の2点テーピングを活用し,反回神経を中心とした適切な術野展開を行うことが反回神経麻痺の予防に重要である.
◆腹部操作では上腹部の切開をおかずに胃管を挙上し,頸部吻合を実施することにより肺炎予防につながる可能性がある.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年8月末まで)。
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