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特集 合併症を起こさない食道癌手術!—ハイボリュームセンターの技を学ぼう
各施設における合併症を起こさない技と工夫
昭和大学の技と工夫—若手食道外科医でもできる,反回神経麻痺,縫合不全ゼロをめざした手技
Our esophageal surgical techniques and ingenuity of Showa University : Aim of complication zero procedure to the recurrent laryngeal nerve palsy and anastomotic leakage for the young esophageal surgeons
大塚 耕司
1,2
,
山下 剛史
1,2
,
有吉 朋丈
1,2
,
岸本 裕
1,2
,
斎藤 祥
1,2
,
広本 昌裕
1,2
,
村上 雅彦
1,2
Koji OTSUKA
1,2
1昭和大学外科学講座消化器・一般外科学部門
2昭和大学病院食道がんセンター
キーワード:
Native tissue preservation technique
,
反回神経麻痺
,
縫合不全
Keyword:
Native tissue preservation technique
,
反回神経麻痺
,
縫合不全
pp.885-890
発行日 2024年8月20日
Published Date 2024/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214610
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【ポイント】
◆反回神経上に薄い疎性結合組織を残すことで,人工気胸圧がその層自体を圧排し,正常な位置から神経が動かずに剝離可能となる.
◆神経周囲剝離では,鉗子の向きに注意する.神経周囲での超音波凝固切開装置の使用は,拡大視を上手に使用すれば安全に使用可能である.
◆食道胃吻合の際は,吻合部にかかる緊張をフリーにして吻合を完成することが大切である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2027年8月末まで)。
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