書評
—本田五郎(編) 大目祐介,本田五郎(著)—坂の上のラパ肝・胆・膵[Web動画付]—腹腔鏡下手術が拓く肝胆膵外科のNEWスタンダード
遠藤 格
1,2
1日本肝胆膵外科学会
2横浜市大・消化器・腫瘍外科学
pp.277
発行日 2024年3月20日
Published Date 2024/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214462
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わが国の肝胆膵外科を牽引する若手のリーダーの一人である本田五郎先生とお弟子さんの大目祐介先生が共同執筆された本書は,本田先生が「現時点での腹腔鏡下肝胆膵外科手術の到達点」として出版されたものである.これは読まないわけにはいかないだろう.
本書には,本田先生の開発したさまざまな有名術式・概念が網羅されている.例えば有名な「胆囊摘出術におけるSS-inner layer」,「肝静脈の股裂きを防止するCUSAの使い方」,「caudate lobe-first approach」などである.
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