増刊号 —消化器・一般外科—研修医・専攻医サバイバルブック—術者として経験すべき手技のすべて
Ⅳ.小腸・結腸
腸閉塞・憩室
腸閉塞の治療—保存的治療から手術まで
松山 貴俊
1
Takatoshi MATSUYAMA
1
1埼玉医科大学総合医療センター 消化管外科・一般外科
キーワード:
小腸閉塞
,
外科治療
,
保存的治療
Keyword:
小腸閉塞
,
外科治療
,
保存的治療
pp.194-196
発行日 2023年10月22日
Published Date 2023/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214318
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ビギナーへのアドバイス
◯保存的治療中は患者の状態を十分に観察し,改善がないときは治療法の変更を検討する.
◯外ヘルニア嵌頓に対する非観血的整復は鎮痛下に行い,整復後の偽還納に注意する.
◯癒着剝離時は比較的剝離が容易なところから行う.腹膜播種による腸閉塞の手術ではイレウス管が有用である.
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