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特集 術後QOLを重視した胃癌手術と再建法
噴門側胃切除
腹腔鏡下噴門側胃切除術におけるdouble tract reconstructionの工夫:NI法
Double tract reconstruction method following laparoscopic proximal gastrectomy-NI method
辻 敏克
1
,
稲木 紀幸
1
Toshikatsu TSUJI
1
1金沢大学消化管外科学/乳腺外科学
キーワード:
腹腔鏡下噴門側胃切除術
,
Double tract reconstruction
,
NI法
Keyword:
腹腔鏡下噴門側胃切除術
,
Double tract reconstruction
,
NI法
pp.552-557
発行日 2023年5月20日
Published Date 2023/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214123
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【ポイント】
◆Double tract reconstruction(DT)は,残胃の大きさに左右されず,胃上部癌のみならず,食道胃接合部癌にも対応可能な再建法である.
◆NI法はDTにおける空腸残胃吻合に工夫を加えたもので,生理的な食物経路の実現と逆流性食道炎の予防をめざした再建法である.
◆NI法は術後逆流性食道炎の発生がなく,術後の体重減少の予防に寄与する傾向にある.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2026年5月末まで)。
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