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特集 進化する肝臓外科—高難度腹腔鏡下手術からロボット支援下手術の導入まで
高難度低侵襲肝切除の教育と普及における課題
腹腔鏡下肝切除におけるカダバートレーニングを利用した新規術式導入と教育の意義
Significance of cadaver surgical training for laparoscopic liver resection
新木 健一郎
1
,
石井 範洋
1,3
,
塚越 真梨子
1
,
渡辺 亮
1
,
播本 憲史
1
,
岩﨑 広英
2,3
,
調 憲
1,3
Kenichiro ARAKI
1
1群馬大学大学院総合外科学講座肝胆膵外科学
2群馬大学大学院機能形態学
3群馬大学手術手技研修センター
キーワード:
カダバートレーニング
,
腹腔鏡下肝切除
,
高難度新規術式導入
,
倫理的配慮
Keyword:
カダバートレーニング
,
腹腔鏡下肝切除
,
高難度新規術式導入
,
倫理的配慮
pp.319-324
発行日 2023年3月20日
Published Date 2023/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407214069
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【ポイント】
◆低侵襲手術の発達によって,わが国でも高難度術式導入のためのカダバートレーニングが普及しつつある.
◆カダバーはThiel法固定によって臓器再現性が非常に高く,腹腔鏡下肝切除においても多様な手技の習得が可能である.
◆カダバートレーニングを行うに際しては,ガイドラインに則った倫理的ルールを厳守することが重要である.
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