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特集 そろそろ真剣に考えよう 胃癌に対するロボット支援手術
個別のテクニック
膵上縁先行アプローチによるロボット支援下胃切除術
Robotic Gastrectomy with ‘the supra-pancreatic dissection first approach'
郡司 久
1
,
星野 敢
1
,
桑山 直樹
1
,
黒崎 剛史
1
,
外岡 亨
1
,
早田 浩明
1
,
滝口 伸浩
1
,
鍋谷 圭宏
1
,
高山 亘
1
Hisashi GUNJI
1
1千葉県がんセンター食道・胃腸外科
キーワード:
ロボット支援下胃切除術
,
膵上縁先行アプローチ
,
膵上縁郭清
Keyword:
ロボット支援下胃切除術
,
膵上縁先行アプローチ
,
膵上縁郭清
pp.431-435
発行日 2022年4月20日
Published Date 2022/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213682
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【ポイント】
◆膵上縁先行アプローチの利点は,①重力に逆らわずに胃を足側に落として膵上縁を郭清するため,腫瘍の大きさなどによらず安定した良好な視野が得られること,②胃脾間膜を切離する際に,膵上縁郭清からの一連の流れで短胃動静脈の最頭側枝を先行切離し,胃脾間膜をストレッチできることである.
◆膵上縁先行アプローチを行うためには,小網を大きく切離すること,症例によっては右胃動脈を先に切離し,胃を下垂させることが重要である.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2025年4月末まで)。
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