Japanese
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手術手技
腹腔鏡下再肝切除術に対するSILSを用いた工夫
Tips and techniques for repeat liver resection using a single-incision laparoscopic surgery port system
門脇 大輔
1
,
門田 一晃
1
,
籠浦 正彬
1
,
日置 勝義
1
,
貞森 裕
1
,
高倉 範尚
1
Daisuke KADOWAKI
1
1福山市民病院外科
キーワード:
腹腔鏡下肝切除術
,
腹腔鏡下再肝切除術
,
癒着剝離術
,
単孔式腹腔鏡下手術
Keyword:
腹腔鏡下肝切除術
,
腹腔鏡下再肝切除術
,
癒着剝離術
,
単孔式腹腔鏡下手術
pp.1431-1435
発行日 2021年11月20日
Published Date 2021/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213546
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要旨
再肝切除症例は前回手術による癒着が問題となり,腹腔鏡下での手技に難渋することがある.筆者らは腹腔鏡下再肝切除術の際,3cmの小切開創からラッププロテクターTMミニミニおよびE・Zアクセスを装着後,単孔式腹腔鏡下手術(SILS)で癒着剝離を行う手法を行っている.さらに腫瘍の局在によっては心窩部に留置することで,目的病変まで最小限の癒着剝離でワーキングスペース確保が可能である.腹腔鏡下再肝切除術における単孔式腹腔鏡下癒着剝離の手技を報告する.
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