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特集 若手外科医のための食道手術ハンドブック—良性から悪性まで
良性疾患に対する手術手技
アカラシア
Achalasia
井上 晴洋
1
Haruhiko INOUE
1
1昭和大学江東豊洲病院消化器センター
キーワード:
POEM
,
POEF
,
アカラシア
Keyword:
POEM
,
POEF
,
アカラシア
pp.796-800
発行日 2021年7月20日
Published Date 2021/7/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213389
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【ポイント】
◆腹腔鏡下Heller-Dor法がアカラシアに対する外科治療の標準術式である.Type Ⅰ, Ⅱ(Chicago分類)が良い適応である.
◆経口内視鏡的筋層切開術(POEM)は,全タイプのアカラシア(Type Ⅰ, Ⅱ, Ⅲ)が一律に治療適応となる.
◆POEM後の難治性薬剤抵抗性GERDの発生率は0.3%未満である.POEF(経口内視鏡的皺襞形成術)の適応と考えられるが,今後症例の蓄積と長期データを必要とする.
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