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特集 徹底解説 術後後遺症をいかに防ぐか—コツとポイント
良性疾患
肛門部の術後障害—痔核術後の肛門狭窄と痔瘻術後の括約筋不全・肛門変形
Postoperative disorders of anal region:anal stenosis after hemorrhoidectomy and incontinence & peri-anal deformity after anal fistula surgery
栗原 浩幸
1
,
金井 忠男
1
,
赤瀬 崇嘉
1
,
高林 一浩
1
,
八木 貴博
1
,
浅川 愛里
1
Hiroyuki KURIHARA
1
1所沢肛門病院
キーワード:
肛門術後障害
,
肛門狭窄
,
括約筋不全
,
肛門変形
Keyword:
肛門術後障害
,
肛門狭窄
,
括約筋不全
,
肛門変形
pp.84-89
発行日 2021年1月20日
Published Date 2021/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407213245
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【ポイント】
◆かつて肛門部術後障害の代表的なものであったホワイトヘッド肛門は,ほとんどみられなくなった.
◆痔核術後の肛門狭窄を避けるには,肛門上皮・粘膜下の痔核をアンダーマインし,上皮・粘膜を適切に温存する.
◆痔瘻術後の括約筋不全を避けるには,恥骨直腸筋と歯状線より口側の内括約筋を温存する.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2024年1月末まで)。
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