Japanese
English
特集 “超”高難度手術! 他臓器合併切除術を極める
肝胆膵の拡大手術
肝切除を伴う膵頭十二指腸切除(HPD)
Hepatopancreaticoduodenectomy
久保木 知
1
,
吉富 秀幸
1
,
古川 勝規
1
,
高屋敷 吏
1
,
高野 重紹
1
,
鈴木 大亮
1
,
酒井 望
1
,
賀川 真吾
1
,
三島 敬
1
,
中台 英里
1
,
大塚 将之
1
Satoshi KUBOKI
1
1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
キーワード:
肝門部領域胆管癌
,
肝外胆管切除
,
拡大肝切除
,
膵頭十二指腸切除
Keyword:
肝門部領域胆管癌
,
肝外胆管切除
,
拡大肝切除
,
膵頭十二指腸切除
pp.70-78
発行日 2020年1月20日
Published Date 2020/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212811
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆近年,進行胆道癌に対する肝膵同時切除(hepatopancreatoduodenectomy:HPD)が施行されるようになっているが,その手技の難易度の高さ・侵襲の大きさからHPD術後には高率に重症合併症を発症し,その手術関連死亡率は決して低くない.
◆しかし,術前に胆管や脈管の走行形態や腫瘍進展範囲を十分に把握し,定型化した手技に基づいて丁寧に施行することによって合併症を低く抑えることが可能である.
Copyright © 2020, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.