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特集 最新の胆道癌診療トピックス—新たな治療戦略の可能性を探る
手術手技
肝動脈浸潤を伴う胆道癌の切除—右肝動脈浸潤を伴う肝門部領域胆管癌に対する肝左3区域切除術
Left trisectionectomy combined with right hepatic artery resection and reconstruction for perihilar cholangiocarcinoma with right hepatic artery invasion
久保木 知
1
,
清水 宏明
1
,
吉富 秀幸
1
,
古川 勝規
1
,
高屋敷 吏
1
,
高野 重紹
1
,
鈴木 大亮
1
,
酒井 望
1
,
賀川 真吾
1
,
野島 広之
1
,
三島 敬
1
,
宮崎 勝
1
,
大塚 将之
1
Satoshi KUBOKI
1
1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
pp.1462-1465
発行日 2017年12月20日
Published Date 2017/12/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211880
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【ポイント】
◆動脈浸潤を伴う肝門部領域胆管癌に対する肝動脈合併切除・再建を併施した広範囲肝切除は,合併症率が高く,R0切除が困難であることが多いため,慎重にその適応を決定する必要がある.
◆しかし,近年の術前化学療法の奏効率上昇や肝動脈再建を含めた手術手技の進歩により,その手術成績は著明に向上してきているため,広範なリンパ節転移がなく,R0切除が期待できる症例では積極的に施行することが望ましい.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画(Flash形式)を見ることができます(公開期間:2020年12月末まで)。
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