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特集 胃癌治療ガイドライン最新版を読み解く—改定のポイントとその背景
どこまで伸びる? ESDの適応
To what extent will the indication of ESD expand?
小野 裕之
1
Hiroyuki ONO
1
1静岡県立静岡がんセンター内視鏡科
pp.1221-1224
発行日 2018年10月20日
Published Date 2018/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212189
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【ポイント】
◆胃癌治療ガイドライン第5版において,①2 cmを超える潰瘍合併のない分化型粘膜内癌および,②3 cm以下の潰瘍合併粘膜内癌,がESDの絶対適応となった.
◆2 cm以下の潰瘍のない,未分化型粘膜内癌は適応拡大病変であるが,2018年度に結果が報告され,絶対適応病変となる可能性がある.
◆高齢者に対するSM癌へのESDの適応拡大の臨床試験が計画されている.
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