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特集 胃癌治療ガイドライン最新版を読み解く—改定のポイントとその背景
胃癌治療ガイドラインの特徴と使い方
How to use gastric cancer treatment guideline
島田 英昭
1
Hideaki SHIMADA
1
1東邦大学大学院消化器外科学講座
pp.1182-1185
発行日 2018年10月20日
Published Date 2018/10/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212178
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【ポイント】
◆胃癌治療ガイドライン第4版(2014年5月改訂)発刊以降の新しいエビデンスに基づいて第5版(2018年1月改訂)が発刊された.第5版では,従来の教科書形式を踏襲しつつMinds推奨形式が大幅に取り入れられた.
◆治療アルゴリズムの重要な分岐点は,合計26のClinical Questionの中で解説されている.
◆また,ガイドライン遵守率について自己評価することを目的として,Quality Indicatorが付録として添付されている.
◆ガイドラインの大部分は,75歳以下の比較的全身状態の良好な症例を対象とした臨床試験の結果が反映されていることから,急増する高齢者患者に関して主治医の柔軟な判断が必要である.
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