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特集 見直される上部消化管癌の治療戦略
I. 総論
2.胃癌治療ガイドラインにみる治療戦略の展望
Perspectives for treatment strategies in gastric cancer treatment guidelines
大嶋 陽幸
1
,
島田 英昭
2
Y. Oshima
1
,
H. Shimada
2
1東邦大学医療センター大森病院消化器センター外科
2東邦大学大学院消化器外科学講座
キーワード:
胃癌
,
ガイドライン
,
腹腔鏡手術
,
食道胃接合部癌
Keyword:
胃癌
,
ガイドライン
,
腹腔鏡手術
,
食道胃接合部癌
pp.7-11
発行日 2022年1月1日
Published Date 2022/1/1
DOI https://doi.org/10.15106/j_geka84_7
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胃癌治療ガイドライン第6版におけるクリニカルクエスチョン(CQ)において,手術術式,化学療法,診断手法,緩和治療,周術期管理の項目から,第5版以降の改訂点を中心として胃癌治療戦略を展望する.cStageⅠ胃癌に対する腹腔鏡下幽門側胃切除術ははじめて強く推奨されることとなった.また,ロボット支援手術の普及,免疫チェックポイント阻害薬の導入など,第5版以降の胃癌治療全般の改訂点は多く,実臨床への影響も大きいので,詳細について把握しておく必要がある.
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