Japanese
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特集 安全な消化管器械吻合をめざして
胸部食道癌切除術における高位胸腔内吻合の工夫
Management of upper mediastinal esophago-gastro-anastomosis after thoracic esophageal carcinoma resection
島田 英昭
1
,
岡住 慎一
1
,
松原 久裕
1
Hideaki SHIMADA
1
1千葉大学大学院先端応用外科・食道胃腸外科
キーワード:
胸部食道癌手術
,
高位胸腔内吻合
,
頸腹先行手術
,
大彎側胃管
Keyword:
胸部食道癌手術
,
高位胸腔内吻合
,
頸腹先行手術
,
大彎側胃管
pp.175-179
発行日 2008年2月20日
Published Date 2008/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407102026
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要旨:当科で標準としている胸部食道癌切除術における高位胸腔内吻合では,①大網動脈ならびに毛細血管網を温存した大彎側胃管の作成,②胸腔内アプローチによる可及的口側での食道切離,③大網動脈アーケードを温存した食道・胃大彎の器械吻合,④温存した大網による吻合部と気管剝離面の保護を重要なポイントとしている.本稿では,それぞれのポイントについて具体的な工夫を述べる.
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