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特集 縦隔を覗き,さらにくり抜く—これからの食道・胃外科手術
食道胃接合部癌に対する手術
食道胃接合部癌に対する集学的治療の将来展望—国内外のエビデンスより
Future of multidisciplinary treatment for esophagogastric junctional carcinoma:Review from domestic and oversea evidences
山田 貴允
1
,
林 勉
1
,
尾形 高士
1
,
吉川 貴己
1
Takanobu YAMADA
1
1神奈川県立がんセンター消化器外科
pp.566-571
発行日 2018年5月20日
Published Date 2018/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407212031
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【ポイント】
◆食道胃接合部癌のみを対象とした試験は少なく,結果の解釈にはサブセット解析などにも注意が必要である.
◆多くの臨床試験で補助化学(放射線)療法の有用性が示されていて,局所進行食道胃接合部癌には集学的治療が非常に重要である.
◆さらに分子標的薬や免疫チェックポイント阻害薬を用いた試験が現在進行しており,その結果が注目される.
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