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特集 癌の補助療法アップデート
食道胃接合部癌―世界のエビデンスとわが国の今後
Esophagogastric junction carcinoma in Japan and Western countries: definition, evidence-based clinical practice and perspective
山下 裕玄
1
,
瀬戸 泰之
1
Hiroharu YAMASHITA
1
1東京大学医学部附属病院胃食道外科
pp.662-667
発行日 2014年6月20日
Published Date 2014/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407105074
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【ポイント】
◆近年増加傾向にある食道胃接合部癌に限定した臨床試験はなく,食道癌・胃癌の臨床を外挿しているに過ぎない.
◆海外では術後局所再発率が高く,術前放射線化学療法により改善が得られているが,わが国では局所再発は少ない.
◆リンパ節転移が強い予後規定因子であるのは世界共通であり,術前補助化学療法の対象として最も適している.
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