Japanese
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特集 同時性・異時性の重複がんを見落とさない—がん診療における他臓器への目配り
同時性・異時性重複がんの実態と診療戦略
肝・胆道癌
Pitfalls of diagnosis for synchronous and metachronous double cancer:hepato-biliary cancer
高屋敷 吏
1
,
清水 宏明
1
,
大塚 将之
1
,
加藤 厚
1
,
吉富 秀幸
1
,
古川 勝規
1
,
高野 重紹
1
,
久保木 知
1
,
鈴木 大亮
1
,
酒井 望
1
,
賀川 真吾
1
,
野島 広之
1
,
宮崎 勝
1
Tsukasa TAKAYASHIKI
1
1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
pp.1361-1364
発行日 2015年11月20日
Published Date 2015/11/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210989
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【ポイント】
◆肝・胆道癌手術では,他臓器重複癌を念頭に置いた全身の術前スクリーニング,術後フォローアップを要する.
◆原発性肝癌では転移性肝腫瘍との鑑別のため,原発巣となる頻度の高い消化管スクリーニングが必要となる.
◆胆道癌においては膵・胆管合流異常や家族性大腸腺腫症といった背景疾患を念頭に置くことも重要である.
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