Japanese
English
特集 術後重大合併症—これだけは知っておきたい緊急処置法
各論
肝膿瘍
Postoperative serious complication and emergency treatment:liver abscess
高屋敷 吏
1
,
清水 宏明
1
,
吉富 秀幸
1
,
古川 勝規
1
,
久保木 知
1
,
高野 重紹
1
,
鈴木 大亮
1
,
酒井 望
1
,
賀川 真吾
1
,
野島 広之
1
,
細川 勇
1
,
大塚 将之
1
Tsukasa TAKAYASHIKI
1
1千葉大学大学院医学研究院臓器制御外科学
pp.721-724
発行日 2017年6月20日
Published Date 2017/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211647
- 有料閲覧
- Abstract 文献概要
- 1ページ目 Look Inside
- 参考文献 Reference
【ポイント】
◆術後肝膿瘍は特徴的な臨床症状,所見に乏しいため,その発症を念頭においた画像診断を適宜行うことが重要である.
◆肝膿瘍の緊急処置法として経皮経肝膿瘍ドレナージが有用であり,その際は肝内血管損傷などの合併症に留意する.
◆グラム陰性桿菌などの感染を想定した速やかなempiric therapyに引き続き,細菌培養結果を参考にした適切な抗菌薬治療も必要となる.
Copyright © 2017, Igaku-Shoin Ltd. All rights reserved.