増刊号 消化器・一般外科医のための—救急・集中治療のすべて
Ⅰ章 周術期の集中治療
循環管理
周術期における静脈血栓塞栓症の管理
鈴木 健人
1
,
藤澤 美智子
1
,
武居 哲洋
1
Taketo SUZUKI
1
1横浜市立みなと赤十字病院集中治療部
pp.60-64
発行日 2016年10月22日
Published Date 2016/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211348
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POINT
■肺血栓塞栓症は致死的な周術期合併症であり,リスクの階層に応じた適切な予防法を実践する必要がある.
■術後早期の離床は静脈血栓塞栓症予防の基本である.
■従来の未分画ヘパリン,ワルファリンに加え,低分子ヘパリンや新規抗凝固薬が静脈血栓塞栓症の予防・治療における新たな選択肢となっている.
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