交見室
「獅膽鷹目行以女手」の原典となった外科学書を著したLanfranchi of Milanについて
佐藤 裕
1
Hiroshi SATO
1
1国東市民病院
pp.1164-1165
発行日 2016年9月20日
Published Date 2016/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211306
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前回は「獅膽鷹目行以女手」という漢文箴言の訳出者について判ってきたことについて述べた.
今回はその追記として,John Halleの英訳本の原典となったラテン語外科学書“Chirurgia Magna”を著したランフランキ(Lanfranchi of Milan:c. 1250〜1315, 図1)について述べる.なお,以下の内容はLeonard D. Rosenmanが“Chirurgia Magna”を英訳した“The Surgery of Lanfranchi of Milan”を参考にしたことを付記しておく.
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