Japanese
English
臨床研究
90歳以上腹部手術症例における在院死リスク評価法の検討
Predictors of postoperative mortality after abdominal surgery in patients aged 90 years and older
佐藤 学
1
,
小野 文徳
2
,
平賀 雅樹
3
,
大村 範幸
2
,
山村 明寛
2
Manabu SATO
1
1独立行政法人地域医療機能推進機構 仙台南病院外科
2JA秋田厚生連 大曲厚生医療センター外科
3公益財団法人仙台市医療センター 仙台オープン病院外科
キーワード:
超高齢者
,
腹部手術
,
手術リスク評価法
,
POSSUM
Keyword:
超高齢者
,
腹部手術
,
手術リスク評価法
,
POSSUM
pp.1003-1009
発行日 2016年8月20日
Published Date 2016/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211270
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要旨
90歳以上の腹部手術症例で在院死の予後不良因子を推定する手術リスク評価法を検討した.90歳以上手術症例28例を対象とし,生存退院例,在院死亡例に分けて予後不良因子を検討した.術前・術中に把握される因子を用いた解析では,多変量解析でPhysiological and Operative Severity Score for the enUmeration of Mortality and morbidity(POSSUM)が予後予測因子であると推測された.ROC曲線による閾値は39.2であった.
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