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特集 必携 腹腔鏡下胃癌手術の完全マスター—ビギナーからエキスパートまで
PartⅡ:その先の課題と努力目標
食道胃接合部癌に対する腹腔鏡下手術
Laparoscopic surgery for esophagogastric junctional cancer
能城 浩和
1
,
與田 幸恵
1
Hirokazu NOSHIRO
1
1佐賀大学一般・消化器外科
pp.734-738
発行日 2016年6月20日
Published Date 2016/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211203
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【ポイント】
◆肝外側区域の圧排は重要で,肝機能障害をきたさない肝外側区域の圧排により食道裂孔周囲の最良の術野展開に努力すべきである.
◆膵上縁No. 7,8a,9,11pの郭清は,食道胃接合部癌では最も重要なリンパ流経路であり十分な郭清を要する.
◆賛否両論あるが,胸膜開放になったほうが下縦隔郭清は郭清範囲が理解しやすい.
*本論文中、[▶動画]マークのある図につきましては、関連する動画を見ることができます(公開期間:2018年6月末まで)。
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