Japanese
English
臨床研究
腹膜外腔アプローチ 単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術に対する2泊3日クリニカルパスの有用性
A 3-Day admission clinical pathway for single incision laparoscopic surgery for totally extraperitoneal inguinal hernia repair
若杉 正樹
1
,
益澤 徹
1
,
鄭 充善
1
,
岸 健太郎
1
,
種村 匡弘
1
,
赤松 大樹
1
Masaki WAKASUGI
1
1大阪警察病院外科
キーワード:
クリニカルパス
,
鼠径ヘルニア
,
TEP
,
単孔式腹腔鏡下手術
Keyword:
クリニカルパス
,
鼠径ヘルニア
,
TEP
,
単孔式腹腔鏡下手術
pp.97-102
発行日 2016年1月20日
Published Date 2016/1/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407211060
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要旨
腹膜外腔アプローチ 単孔式腹腔鏡下鼠径ヘルニア修復術(SILS-TEP)における2泊3日クリニカルパス(CP)の有用性を検討した.CP変更前をA群(4泊5日:47例),変更後をB群(2泊3日:47例)としてバリアンス・CP完遂率・術後成績・退院後予定外外来受診・再入院・在院日数・医療費を検討した.バリアンス発生率はB群で低かった.術後成績・退院後予定外外来受診・再入院に有意差はなかった.B群の在院日数はA群より短かった.B群の総入院医療費はA群より低く,1日あたり入院医療費はA群より高かった.SILS-TEPに対する2泊3日CPは有用であった.
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