FOCUS
外科医のための輸血のはなし②—輸血における感染症対策
中川 国利
1
Kunitoshi NAKAGAWA
1
1宮城県赤十字血液センター
pp.1125-1129
発行日 2015年9月20日
Published Date 2015/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210875
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はじめに
輸血に伴う副作用として,肝炎,エイズウイルス(HIV),細菌,梅毒,マラリアなどの感染症をはじめ,蕁麻疹,アナフィラキシーショック,呼吸困難,発熱,溶血,さらには癌の再発・転移の免疫学的修飾など多々ある.本稿では日本赤十字社が行っている,輸血における感染症対策について紹介する.
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