Japanese
English
特集 大腸癌腹腔鏡手術の新展開—Reduced port surgeryからロボット手術まで
直腸癌に対するNOSE(natural orifice specimen extraction)
NOSE(natural orifice specimen extraction)for rectal cancer
國場 幸均
1
,
四万村 司
1
,
大島 隆一
1
,
堀越 邦康
1
,
根岸 宏行
1
,
夕部 由規謙
1
,
土橋 篤仁
1
,
吉田 有徳
1
,
久恒 靖人
1
,
小林 博通
1
,
石橋 一慶
1
,
田中 圭一
1
,
大坪 毅人
2
Yukihito KOKUBA
1
1聖マリアンナ医科大学横浜市西部病院消化器・一般外科
2聖マリアンナ医科大学病院消化器・一般外科
11
pp.957-963
発行日 2015年8月20日
Published Date 2015/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210839
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【ポイント】
◆腹腔鏡下直腸手術にreduced port surgery(RPS)の範疇であるnatural orifice specimen extraction(NOSE)の手法を取り入れ,より低侵襲手術となるよう工夫した.
◆病変を経肛門的に摘出することで腹壁の切開創をなくし,さらには腹壁のポート数を減らし,サイズも細径化することで侵襲を軽減した.
◆縫合不全を回避するためには,肛門外へ引き出した口側腸管の血流保持と,病変摘出後の開放された直腸断端の確実な閉鎖を行うことが重要である.
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