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特集 外科医が知っておくべき がん薬物療法の副作用とその対策
症状別対策マニュアル
皮膚障害
Dermatologic toxicity of chemotherapy
安西 紘幸
1
,
野澤 宏彰
1
,
渡邉 聡明
1
Hiroyuki ANZAI
1
1東京大学医学部附属病院腫瘍外科
pp.590-594
発行日 2015年5月20日
Published Date 2015/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210748
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【ポイント】
◆化学療法による皮膚障害は身体的,精神的苦痛を伴いQOLの低下を招くため治療法を熟知する必要がある.
◆カペシタビンによる手足症候群は予防と早期対処(全身療法,局所療法,薬剤の減量・休薬)が重要である.
◆分子標的薬は早期から様々な症状を伴う皮膚障害を起こす一方で,抗腫瘍効果との相関が報告されている.
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