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特集 外科医が知っておくべき がん薬物療法の副作用とその対策
症状別対策マニュアル
肺障害
Drug-induced lung disease
加藤 健志
1
Takeshi KATO
1
1関西労災病院下部消化器外科
pp.595-598
発行日 2015年5月20日
Published Date 2015/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210749
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【ポイント】
◆発生機序:①直接的細胞傷害作用,②間接的細胞傷害作用(炎症反応,免疫学的機序を介す)に分けられる.
◆原因となる抗癌剤:ほとんどすべての抗癌剤で起こる危険性があると認識せねばならない.
◆アセスメント,対応:臨床検査・画像所見・病理学的所見に基づいて総合的に行い,早期に発見し,抗癌剤投与を中止する.重症症例や改善しない場合はステロイド薬の投与となるが,早期に専門医を受診する(ステロイドパルス療法など).
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