Japanese
English
特集 肝門部胆管癌の治療
肝門部胆管癌に対する化学療法
Chemotherapy in hilar bile duct carcinoma
内山 勝弘
1
,
高田 忠敬
1
,
安田 秀喜
1
,
長谷川 浩
1
,
土屋 繁之
1
,
三須 雄二
1
,
斉藤 康子
1
,
四方 淳一
1
Katsuhiro UCHIYAMA
1
1帝京大学医学部第1外科
pp.361-368
発行日 1989年3月20日
Published Date 1989/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210308
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胆管癌は消化器癌のなかでも早期癌の診断が困難であり,切除率も低い.第13回日本胆道外科研究会での全国集計でも,肝門部胆管癌は切除率が15.3%と胆道癌のなかで最も低く成績は不良と報告されている.したがって,集学的治療の必要性が指摘され,その一環を担うものとして化学療法も治療に取り入れられつつある.本稿では肝門部胆管癌切除例に対する補助療法としての化学療法の実際と,非切除例への適応について述べる.
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