増刊号 ERAS時代の周術期管理マニュアル
Ⅲ 術式別の術前・術中・術後管理
5.胆道・胆囊
肝門部胆管癌手術
鈴木 大亮
1
,
古川 勝規
1
,
宮崎 勝
1
Daisuke SUZUKI
1
1千葉大学臓器制御外科
pp.172-174
発行日 2014年10月22日
Published Date 2014/10/22
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407200023
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最近の知見と重要ポイント
□肝門部胆管癌に対する手術は,胆管切除,尾状葉切除を含む肝葉切除,左右の3区域切除を要することが多く,消化器外科手術のなかでも,非常に侵襲が高度な術式の1つである.
□ERASプロトコルは元来,大腸手術において広まったプロトコルであり,さらに侵襲が高度である術式に対し,どこまで適応可能であるかということを,胆道癌手術におけるエビデンスが明らかでない現状を踏まえ,慎重に検討しつつ導入していく必要がある.
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