Japanese
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特集 肝門部胆管癌の治療
閉塞性黄疸—最近の話題
Obstructive jaundice:Recent topics
佐藤 寿雄
1
,
高橋 渉
1
,
大内 清昭
2
,
佐々木 巌
2
Toshio SATO
1
1仙塩総合病院外科
2東北大学医学部第1外科
pp.305-310
発行日 1989年3月20日
Published Date 1989/3/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210302
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悪性黄疸例に対して二期的手術の方針をとりはじめた30年前と現在とを対比しながら,閉塞性黄疸をめぐる古くて新しい話題をとりあげてみたい.いったん発生すれば予後を不良にする合併症である術後急性消化管出血と凝固線溶系高度異常をとりあげ,最近の知見を紹介した.また,近年,欧米からPTBDの臨床的意義について疑義が出されているが,これに対する著者らの見解を示し,最後に閉塞性黄疸の病態からみた現時点における治療方針について言及した.
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