Japanese
English
臨床報告
von Recklinghausen病に合併した胸腔内髄膜瘤の1例
A case of intrathoracic meningocele associated with von Recklinghausen disease
松本 三明
1
,
仁熊 健文
1
,
折田 洋二郎
1
,
原藤 和泉
1
,
笠原 潤二
1
,
岡田 多喜雄
2
Mitsuaki MATSUMOTO
1
1公立学校共済組合中国中央病院外科
2福山回生病院内科
pp.275-277
発行日 1989年2月20日
Published Date 1989/2/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210298
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はじめに
髄膜瘤は椎骨の欠損,椎間孔の拡大により髄膜が嚢状に突出したもので,通常仙骨部に多発するとされ,胸腔内髄膜瘤は稀であり,von Recklinghausen病(以下vonR病と略す)に多く合併することが知られている.われわれはNanson1)のtriasと呼ばれる「側彎症,胸腔内髄膜瘤,vonR病」を伴った症例を経験したので報告する.
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