カラーグラフ Practice of Endoscopy
胆道内視鏡シリーズ・Ⅺ
経皮経肝的胆管鏡(その4)—悪性胆道疾患の診断と治療:症例を中心に
山川 達郎
1
,
平井 淳
1
1帝京大学医学部附属溝口病院外科
pp.1279-1282
発行日 1988年8月20日
Published Date 1988/8/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210142
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悪性胆道疾患の多くは閉塞性黄疸を発症してから診断,治療を受けることが一般的である.したがって,減黄処置が手術の可否にかかわりなく必要となるが,その手段は経皮経肝的胆管ドレナージ(PTBD)または内視鏡的乳頭切開術に引き続き施行される内視鏡的逆行性胆管ドレナージ(ERBD)に大別される.今回は経皮経肝的胆管ドレナージと,その応用手技である経皮経肝的胆管鏡による悪性胆道疾患の診断と治療について述べる.
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