Report from Overseas
50例のBuerger病に対する自家遊離大網移植術—成績と手技に関する検討
陳 立章
1
1中国華北石油総病院外科
pp.1095-1100
発行日 1988年6月20日
Published Date 1988/6/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407210112
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はじめに
Buerger病は末梢血管に好発し,わが国では頻度の高い疾患であるが,その病因はなお明らかではない.従来より腰部交感神経節切除術,血栓内膜摘除術,バイパス手術などが主として施行されているが,広範囲閉塞や膝窩動脈以下の閉塞の治療は多くの困難な問題を含んでいる1,2).われわれは1982年10月より1986年6月までの期間に顕微鏡下における自家遊離大網移植術を50例に施行して良好な成績を得ているので,その成績および手技について報告する.
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