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特集 癌術後follow upと再発時の対策
肺癌
Follow up studies after resection of cancer and treatment for the relapse; lung cancer
大田 満夫
1
Mitsuo OHTA
1
1国立病院九州がんセンター
pp.1489-1491
発行日 1987年9月20日
Published Date 1987/9/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209812
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はじめに
肺癌の切除術は,癌腫を有する肺葉(ときには2葉,3葉)を切除し,肺門縦隔リンパ節の郭清を行うことであり,確立されている.
ところが,術後合併療法については,いまだに確立された方式がない.ただ絶対的非治癒切除例において,遺残巣に対して放射線治療を行うことにはあまり異論はないようである.また肺小細胞癌に対しては,第1選択の治療法は多剤併用化学療法であり,切除術はadjuvant surgeryとして限られた条件の下で施行される1).切除してはじめて小細胞癌と判つた場合には,かならず強力化学療法を行わねばならない.
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