Japanese
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特集 外科医のための超音波応用診断手技
術中超音波検査のテクニック—肝・胆道
Intraoperative ultrasonography for hepatobiliary disease
伊藤 徹
1
,
小菅 智男
1
,
針原 康
1
,
窪田 敬一
1
,
照屋 正則
1
,
高見 実
1
,
三條 健昌
1
,
出月 康夫
1
,
登 政和
2
Tohru ITOH
1
1東京大学医学部第2外科
2旭中央病院外科
pp.613-619
発行日 1987年5月20日
Published Date 1987/5/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407209688
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肝・胆道疾患に対する術中USの臨床的意義について検討した.肝切除に際しては,肝臓を透視しながら手術を進めることが可能となつた.系統的亜区域切除などの新しい切除術式の考案も,術中USを基盤としている.胆道疾患の手術に際しても,胆嚢癌・胆嚢ポリープの切除術式の決定には,術中USの所見が参考となる.肝内・総胆管結石では,結石の分布状況を術中に把握するのに有用である.
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