Japanese
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手術手技
腹腔鏡下胆嚢摘出術における術中胆道造影の手技と意義について
Intraoperative cholangiogram during laparoscopic cholecystectomy
伊藤 徹
1
,
出月 康夫
1
,
下村 一之
1
,
石崎 陽一
1
,
野家 環
1
,
S.A.ナイーム
1
Tohru ITOH
1
1東京大学医学部第2外科
pp.515-518
発行日 1991年4月20日
Published Date 1991/4/20
DOI https://doi.org/10.11477/mf.1407900426
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はじめに
欧米では1988年頃より,開腹手術によらず腹腔鏡下に胆嚢切除を施行する方法が急速に普及しつつある1〜3).特に米国では,この新しい手術手技を訓練するための講習会も各地で企画され,盛況を呈している.本邦においても1990年5月の山川らの第1例目を皮切りに4),いくつかの施設で本法による治療が行われている5,6).
教室でも1990年9月より本法による胆嚢摘出術を開始しているが,従来の開腹による胆嚢切除に比べて患者に与える侵襲が少ないため,入院期間の短縮と日常生活への早期復帰が可能になっている.
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